1983年慶應義塾大学医学部卒業、同年慶應義塾大学医学部生理学教室助手(塚田裕三教授)、1985年大阪大学蛋白質研究所助手(御子柴克彦教授)、1989年米国ジョンス・ホプキンス大学でのポスドク研究員、1992年 東京大学医科学研究所助手(御子柴克彦教授)を経て、1994年筑波大学基礎医学系分子神経生物学教授、1997年大阪大学医学部神経機能解剖学研究部教授、2001年に慶應義塾大学医学部生理学教室教授。その後、慶應義塾大学医学部長、医学研究科委員長を務める。2022年よりマサチューセッツ工科大学客員教授、2024年4月より、慶應義塾大学再生医療リサーチセンター長・教授。神経幹細胞、iPS細胞、再生医療の研究に従事し、脊髄損傷に対する治療やALSおよびアルツハイマー病などの神経変性疾患に対するiPS細胞由来のモデル化と薬剤開発の研究に取り組む。現在、日本再生医療学会理事長。2024年7月 国際幹細胞学会(ISSCR)のPresident Electに就任。
【最近の主な受賞歴】
2009年 紫綬褒章
2014年 The first prize of the 51st Erwin von Bälz Prize
2020年 第18回高峰記念第一三共賞
2022年 上原賞
2022年 持田記念学術賞
2023年 福澤賞(慶應義塾より)