ジェームス・ターリー 氏
アーンスト・アンド・ヤング
会長兼CEO
1977年に米国アーンスト・アンド・ヤング(E&Y)のヒューストン事務所に入社、その後E&Yの重要なポジションを歴任した。98年にはE&Yのメトロポリタン・ニューヨーク地区のマネージングパートナー、2000年にはE&Y副会長に就任。01年7月から現職。
会長として、品質、誠実さ、およびプロフェッショナリズムを重視する姿勢を明確かつ強力に打ち出している。「Quality in Everything We Do」という明快なスローガンを掲げ、従業員が質の高い仕事をするための職場づくりにも取り組んできた。E&Yは、フォーチュン誌の「最も働きたい企業100社」のひとつとして、常に高い評価を受けている。
また、プロフェッショナル・サービス組織および財務報告の質に対する社会の信頼を高めるというE&Yの取り組みの一環として、数多くの関係者と頻繁に交流している。
さらに、米国でのSOX法の施行、世界100カ国以上における国際会計基準(IFRS)の導入、国境を超えたコーポレート・ガバナンスの一体化に向けた動きなど、世界の資本市場が直面している多くの変化について、世界中のキーパーソンと積極的に対話している。
社会人となって以来、ジム・ターリーは数々の市民団体、文化団体、ビジネス団体の活動を熱心に支援している。また、07年、米国監査品質センターの運営委員会委員長に任命された。
テキサス州ヒューストンのライス大学で会計の学士号および修士号を取得。
54歳。