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フェルッチオ・フェラガモ 氏 サルヴァトーレ フェラガモ 会長

フェルッチオ・フェラガモ 氏

サルヴァトーレ フェラガモ 会長

1945年、イタリアのフィエーゾレで、サルヴァトーレ・フェラガモとワンダ・フェラガモ夫妻の長男として生まれる。

2006年よりサルヴァトーレ フェラガモ イタリアS.p.A.(現サルヴァトーレ フェラガモS.p.A.)の会長を務めている。

1963年に18歳でフェラガモ・グループに入社し、生産管理と店舗運営を担当。財務部門と管理部門で多様な経験を積み、1970年にゼネラルマネーシャーに就任した。

1984年から2006年までフェラガモ・グループのCEOを務め、1996年からはサルヴァトーレ フェラガモS.p.A.の持株会社であるフェラガモ・フィナンツィアリアS.p.A.のCEOも兼務している。

現在は、デザイン学校ポリモーダの学長、ピッティ・イッマージネおよびチェントロ・モーダのディレクター、イタリアのファッション業界の諸団体を統括するフォルマツィオーネ・ディ・インテーザ・インテラッソチャティーヴァ(協会間合意の形成)委員会の委員長も兼務。コンフィンドゥストリア(イタリア産業総連盟)理事会の名誉会員でもある。

また、フォンディアリア・アシキュラチオニS.p.A.、マルゾットS.p.A.、カッサ・ディ・リスパルミオ・ディ・フィレンツェの役員も兼任している。

これまでフェラガモ・グループを率いた彼の功績に対して、1999年のMFファッション・アワード、2004年のビジネスマン・オブ・ザ・イヤー、2006年のアート・アンド・テクノロジー・アワードなど、数多くの賞が贈られている。

6人の子どもの父親でもある。双子の息子の一人、ジェームスはサルヴァトーレ フェラガモ イタリアS.p.A.のウーマンズレザー部門のプロダクトディレクターを務め、もう一人のサルヴァトーレはトスカーナのカントリー・リゾート施設「イル・ボッロ」を運営。長女のヴィヴィアはファッションスタイリストで、その妹のオリヴィアはアメリカン大学パリ校を卒業後、ロンドンのコンデナスト社で経験を積み、最近ローマへ移った。末娘のヴィットリアはアメリカン大学ローマ校を卒業し、幅広いキャリアを積んでいる。
末の息子、フランチェスコは9歳。

趣味は、狩猟とスキー、そして自身が所有する「イル・ボッロ」の経営である。「イル・ボッロ」では、広大なワイン用ブドウ園で農業観光(アグリツーリズム)事業を展開している。

 

 

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