ジェームズ・リアディ
リッポー・グループ
CEO
1957年1月7日生まれ、59歳。ジャカルタ生まれ。
リアディ氏は、ジャカルタを拠点にアジア全域で事業を行う財閥、リッポー・グループの最高経営責任者(CEO)。グループの事業は、不動産、デパート、食品小売り、ショッピングモール、ITサービス、ホテルなど多岐にわたる。リアディ氏はインドネシアで男女共学の3歳児向け私立インターナショナル・クリスチャン・スクールを12校経営するペリタ・ハラパン教育財団(「光と希望の教育財団」の意)の設立者兼会長でもある。
1998年から2000年まで無任所大使兼大統領特使を務めていた際には、在オーストラリア・インドネシア大統領特使兼外交官も兼任。また同時期に、インドネシア共和国国民協議会(MPR)のメンバーも務めた(1988~2000年)。2008年にはオーストラリア国内での活動が認められ、在ジャカルタのオーストラリア大使館から、オーストラリア起業家アワードを授与された。
銀行および投資分野での経験が豊富なリアディ氏は、インドネシア商工会議所(KADIN)の副会長、国家経済会議と大統領特別補佐チームのメンバー(2010~15年)を務めたほか、スイスの世界経済フォーラム(WEF)の設立メンバーであるとともに、WEFインターナショナル・ビジネス・カウンシル(スイス・ダボス)のメンバーでもある。
リアディ氏は1977年にメルボルン大学で商学士号を取得。2008年にはラ・トローブ大学から文学・哲学の名誉博士号を授与された。また、ワシタ・バプテスト大学からキリスト教学の名誉博士号も取得している。既婚、子供4人(息子2人、娘2人)、孫8人。
主な役職:- リッポー・グループ CEO
- ペリタ・ハラパン教育財団 設立者兼会長
- インドネシア中央清算機構(KPEI) 理事(2016~19年)
- ペンシルベニア大学ウォートン・スクール(米国フィラデルフィア)ウォートン・エグゼクティブ・ボード・フォア・アジア ボードメンバー