モハマド・ガジ・アルムタイリ
クウェート国営石油精製会社
CEO
モハマド・ガジ・アルムタイリ氏は、クウェート大学で化学工学を専攻後、1987年にクウェート国営石油精製会社(KNPC)に入社。川下のクウェート石油精製業界でリーダーシップ、オペレーショナル・エクセレンス、技術および経営といった分野で28年以上に及ぶ豊富な経験を有する。
具体的には、ミナアルアマディ製油所およびミナアブドラ製油所でデピュティー・マネージング・ディレクターとして経営に携わっていたことなどが挙げられる。
現在はKNPCのCEOとして、クウェートの川下産業である国内精製事業およびガス処理事業の経営管理に責任を負う。
オペレーション部門でも幅広い経験を有し、シュアイバ製油所およびミナアルアマディ製油所でオペレーション・マネージャーを務めた。
アルムタイリ氏は現在、KNPCの取締役会の一員でもある。また以前は、クウェート国営石油会社(KPC)の持株会社であるAruba(KPI)の会長を務めたほか、クウェート石油(KOC)およびクウェート石油化学工業公社(PIC)でも取締役を務めた。
アルムタイリ氏はキャリアを通して、クリーン燃料プロジェクト(CFP)、アルズール製油所(ZOR)、LNG輸入(LNGI)といった大型プロジェクトの実施を統率するなど、KNPCにおいて重要なリーダーシップを発揮してきた。また、同社の全体的なHSE(健康、安全、環境)マネジメントを改善するために、パフォーマンスとシステムの向上に向けた革新的な利益改善策も多数実行した。