ドミニク・テュルパン
IMD
学長
1957年、フランス生まれ。
スイス・ローザンヌ市に本拠を置く世界的なビジネススクール、IMDにて、MBA(経営学修士)プログラムのディレクター、経営者育成プログラム・PED(Program for Executive Development)のディレクターなどを歴任した後、2010年7月に学長に就任。
フランスのESSCA経営大学院を卒業後、上智大学で経済学博士号を取得するなど、日本とのつながりも強く、過去四半世紀にわたり、IMD教授として日本企業に対しグローバル化支援、グローバル人材教育で貢献。パナソニック、JTI(日本たばこ産業海外部門)、花王等の幹部育成プログラムのディレクターも務めてきた。
欧州、アジア両地域におけるマーケティングと国際戦略の分野で教育、コンサルティング、 調査研究の広範な経験を持ち、特に、ブランド・マネジメント、顧客志向徹底戦略、コミュニケーション戦略を専門とする。
また、学長就任後は特に新興国を含めた世界各国を訪ね、様々な経営者やリーダーと議論を重ねながら、グローバル化する経済社会の中で真に成功するビジネスリーダーの育成のあり方を探求している。
2012年、日本で著書「なぜ、日本企業は『グローバル化』でつまずくのか~世界の先進企業に学ぶリーダー育成法」(IMD日本代表の高津尚志と共著、日本経済新聞出版社)が発売された。
日本人の妻とローザンヌ市に在住。