マイケル・コワルスキー
ティファニー・アンド・カンパニー
会長兼CEO
1999年のCEO就任以来、小型店の出店や新商品導入などで
成長を主導。アジアなど海外進出も積極的。
2015年3月末に退任予定。
1952年生まれ。
マイケル・コワルスキーは、国際的名声を誇るプレミア ジュエラー、ティファニー・アンド・カンパニーの会長兼CEO (最高経営責任者)。1996年1月にティファニー・アンド・カンパニーの社長に就任したコワルスキー氏は、その後1999年2月にはCEO、そして2003年1月には会長に任命された。
コワルスキー氏はまた、1992年からCOO(最高執行責任者)兼エグゼクティブ ヴァイスプレジデントとしても会社に貢献してきた。このポジションで、同氏は、マーチャンダイジング、デザイン、マーケティング、パブリックリレーションズの各グループのマネジメントおよびディレクション全般に関する責任を担っていた。
これらの職責に加えて、コワルスキー氏は、2000年のティファニー財団設立当時から同財団会長を務め、2006年からは役員会のメンバーとして活躍している。
プランニング・ディレクターとして1983年にティファニー・アンド・カンパニーに入社したコワルスキー氏は、その後マーチャンダイジング・アドミニストレーション担当ヴァイスプレジデントを経て、1985年にはグループのマーチャンダイジング担当ヴァイスプレジデントに就任。ティファニー・アンド・カンパニー入社前は、エイボン・プロダクツ社において財務マネジメント部門で複数のポストを歴任した。
現在コワルスキー氏は、ニューヨークメロン銀行の取締役会のメンバーである。また、米国ジュエリーメーカーの業界団体であるジュエラーズ・オブ・アメリカの委員会メンバーとして活躍するほか、ペンシルバニア大学考古学人類学博物館の監督委員会メンバーでもある。
コワルスキー氏は、ペンシルベニア大学で経済学の学士号を取得し、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した。