李小加
香港取引所
CEO
1961年3月25日生まれ、54歳。
李小加(チャールズ・リー)氏は、2010年に香港取引所(HKEx)のCEOに就任。就任後、2012年にロンドン金属取引所を買収し、債券、通貨、コモディティ市場に進出するとともに、2013年にはOTC清算機関を設立。また上海・香港相互株式投資制度などの協力体制を通して、中国本土との相互市場アクセスを向上させるなど、HKEx史上最も重大な戦略的取り組みを指揮してきた。
金融サービス業界で20年超のキャリアを持つ李氏は、HKExに入社する前は、JPモルガン・チェース中国の会長、そしてメリルリンチ中国の社長を歴任。1994年にメリルリンチに入社する前は、ニューヨークの法律事務所(デービス・ポーク・アンド・ウォードウェルとブラウン・アンド・ウッド)で弁護士として活動していた。
米国に留学する前は、黄海で海底油田の作業員として働いた経験を持つ他、1984年~1986年にはチャイナデイリーで新聞記者兼編集者として勤務していた。
李氏は、1984年に中国の厦門大学で英文学の学士号を取得し、その後1988年にアラバマ大学でジャーナリズムの修士号を、1991年にコロンビア大学法科大学院で法務博士を取得した。