サム・ウォルシュ
リオ ティント
CEO
2013年1月、リオ ティントの最高経営責任者(CEO)に就任。
CEO就任前は、リオ ティントの商品部門責任者を歴任(2001~2004年はアルミニウム部門、2004~2013年は鉄鉱石部門)、2009年に取締役に就任した。
自動車産業から仕事のキャリアを始め、20年に渡りGeneral Motors社と日産オーストラリア社において上級管理職を務めた。
英国及び豪州における慈善事業、地域活動、そして経済団体において、重要な役割を担っている。
鉱山業界及び西豪州での地域活動に対する貢献を称えられ、2010年に「オフィサー・オブ・オーダー・オブ・オーストラリア(AO)」の称号を授けられた。
芸術への熱心な支援者として、2013年には西豪州の芸術・文化会議所の永久名誉会員に選ばれ、西豪州州立劇場の後援者ともなった。2014年には、ロイヤル・オペラハウス・コベントガーデン基金の理事に任命された。
国際貿易を強く信奉していることから、2015年のB20における「反腐敗」作業部会の共同議長に任命され、また2015年1月には豪印CEOフォーラムの共同議長に選ばれた。
2012年には豪州取締役協会(AICD)から金メダルを授与され、また2008~2013年には、豪州で最も大きく多角化したメディア企業であるSeven West Media社の取締役も務めた。
豪州マネジメント協会(AIM)、豪州地域鉱業・金属協会(AusIMM)、購買供給公認協会(CIPS)、豪州科学技術・工学アカデミー(ATSE)のそれぞれにおけるフェローであり、国際鉱業金属評議会(ICMM)の会員でもある。2015年には、AusIMMから、オセアニア地域の鉱業界における卓越したリーダーシップと支援を称え、協会メダルが授与された。
メルボルン大学において商学士を取得し、米ミシガン州にあるケタリング大学で特別研究員プログラムを修了した。
妻リアンヌ・ウォルシュとの間に3人の子供。孫は4人。