フランソワ-アンリ・ベナミアス
オーデマ ピゲ
CEO
1964年7月24日生まれ、51歳。
パリで生まれたフランソワ-アンリ・ベナミアス氏は、プロスポーツ選手としてキャリアを開始。フランスのゴルフツアーランキングで25位につけていたベナミアス氏は、どの分野でも最高レベルの完成度と真の勝者の印である、挑戦に対する鋭い直観、冒険心、そしてエクセレンスに対する大胆な野心を養った。
ベナミアス氏は程なくして、特にラグジュアリー業界で自身の創造性を生かすことができる新たなチャレンジが必要だと認識。オートオルロジュリー(高級時計製作)業界に入る前に、ベナミアス氏は高級ファッション業界で経験を積むという決断をし、ジョルジオ・アルマーニやジャンフランコ・フェレ、レコパン、リポーター、ピーター・ハドレー、ヴィルブレクインといったブランドで勤務した。
ベナミアス氏はオーデマ ピゲおよびオートオルロジュリー業界でのキャリアを1994年にフランスで開始。3年足らずで、シンガポール事業のリーダーに昇進するとともに、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、ブルネイ、オーストラリア、そしてマレーシアでのオーデマ・ピゲ事業の職責も担った。
その後間もなくして、ベナミアス氏は新市場でのオーデマ ピゲブランドの構築および指揮という新たなチャレンジに乗り出す。1999年にはオーデマ ピゲ北米社長兼CEOに就任すると同時に、メキシコおよびカリブ諸島を含む南アメリカ市場での事業開拓に関し、オーデマ ピゲグループに助言を提供した。
またベナミアス氏は、ニューヨークの57thストリートの旗艦店(2003年)およびフロリダ州マイアミのバルハーバー・ブティック(2006年)の開店においても重要な役割を担った。
ベナミアス氏は、2012年5月にオーデマ ピゲの臨時CEOに就任するという新たなチャレンジに乗り出し、その後2013年1月にCEOに就任した。