ジリアン・テット
フィナンシャル・タイムズ
アメリカ版編集長
全プラットフォームでのアメリカ版FTの編集業務を指揮。世界中の経済・金融・政治・社会問題をテーマとした週刊コラムをフィナンシャル・タイムズに執筆。
FTでは、アメリカ版編集長(2010-2012年)、編集長補佐、キャピタル・マーケット編集長、「LEXコラム」副編集長、東京支局長、ロシアおよびブリュッセル駐在記者を務めた。
2015年に、英国の上位10大学の1つであるランカスター大学より名誉博士号を授与される。2014年には、British Press Awardsの「Columnist of the Year (年間最優秀コラムニスト)」に選ばれ、Royal Anthropological Institute(王立人類学会)「Marsh Award」の第1回受賞者となる。最も優れた特集記事に贈られる「SABEW Award」(2012年)、British Academy(英国学士院)の「President’s Medal(院長賞)」(2011年)を受賞。British Press Awards の「Journalist of the Year(年間最優秀ジャーナリスト)」(2009年)、「Business Journalist of the Year (年間最優秀ビジネスジャーナリスト)」(2008年)、ならびにWincott Awards の「Senior Financial Journalist of the Year (年間最優秀シニア金融ジャーナリスト)」(2007年)に選出される。2009年6月には、著書「Fool’s Gold (愚者の黄金―大暴走を生んだ金融技術)」が、初開催のSpear’s Book Awards で「Financial Book of the Year (フィナンシャル・ブック・オブ・ジ・イヤー)」を受賞。
2015年9月にSimon & Schuster 社から発売された新著「Silo Effect (サイロ・エフェクト)」では、文化人類学の視点から世界の経済・金融システムを考察している。